高気密・高断熱性能

輸入住宅本来の高い性能を
より良く活かし高めるために

部材のひとつひとつに
確かな品質を充たして。

北米式2×4工法ならではの高い性能をより活かすために、
住宅を構成する部材のひとつひとつにも徹底した品質管理を実施。

厚さ150mmのベタ基礎を施し、
輸入住宅本来の高気密・高断熱・遮音性を活かし高める断熱材や
ペアガラスを採用するなど、普段目に見えるところだけでなく、
目には付きにくい所にこそ高い性能と確かな施工技術を追求しています。

・Q値（熱損失係数）＝約1.3W/㎡・K
・C値（相当隙間面積）＝約0.5㎠/㎡

基礎
- 基礎の立ち上がり幅は※150㎜。床下全面にまで配筋を通し、厚さ※150㎜の土間コンクリートを打つベタ基礎を採用。
  高い剛性と耐久性を発揮します。※基礎の形状・厚さ・配筋などの設計は地盤状況により異なります。（標準仕様としてベース筋D-13＠150）
- 建物の出隅部分には、基礎と壁パネルとの結合」を強めるホールダウン金物と専門のアンカーボルトを設置。
  風圧力や地震力などの水平力による耐力壁の浮き上がりを防ぎます。
強固な構造体を強固に支えるベタ基礎構造。

対力壁の浮き上がりを防ぐ
ホールダウン金物。

配筋写真
基礎パッキン
- 土台と基礎の間に基礎パッキンを採用し、ムラなく広範囲で確実な換気を実現。また、基礎外周部4に換気口を設けるための欠損がないため、高い剛性をも実現しています。※浴室・玄関廻り・及び断熱施工を要さない外壁（ビルトインガレージ等）等の基礎部分は気密基礎パッキン施工となります。
剛性を保ちながら換気ができる基礎パッキン。
フレーミング
- 造材（ランバー材）を455㎜間隔に密度を高めてレイアウトする北米式2×4工法。
  一般的な2×4工法に比べ約1割以上多く構造材を使用し、強度を10%アップしています。
- ランバー材は含水率19%以下のドライ材（乾燥材）を使用。
  ドライ材4は、グリーン材（未乾燥剤）の約1.25倍の強度を発揮します。
配置密度を高め強度をアップさせる構造材。
※建物の構造計画や形状などにより構造材の配置や組み合わせは変わります。

フレーミング工事写真

トラス工法
構造用合板
- 構造用合板は各単板のそれぞれの繊維方向を直交させ、一方向からの力だけでなく直角方向からの力にも耐えられるように張り合わせています。
- 床では厚さ28㎜、屋根は12㎜、壁は9㎜4の構造用合板を使用。一般的な2×4工法に比べ約1.2～1.3倍の厚みで建物をさらに強固にします。
- 構造用合板にはホルムアルデヒド発散量が限りなくゼロに近いF ☆☆☆☆表示合板を採用。
  さらに壁・天井クロス施工時にホルムアルデヒドや有害な化学物質を含まない接着剤を使用するなど、ホルムアルデヒド対策を積極的に推進しています。
ファイアーストップ構造
- すべての天井や壁の内側全面に、炎が触れると熱分解を起こし水蒸気※を発生させ続ける耐火性に優れたせっこうボードを採用。壁内の構造木材の発火温度（約450℃）に達するまでの時間を大きく遅らせ、火災の拡大を防ぎます。※12.5㎜厚では約25分水蒸気を発生し続けます。
- 上枠、頭つなぎ材等がファイヤーストップ材（火災拡大防止材）として機能するため、火災が上層階や隣室に広がるのを最小限に食い止めます。
高い耐火性を発揮するせっこうボードの燃焼実験。
樹脂サッシ
- （高断熱複層ガラス・遮熱高断熱複層ガラス使用時）Montageは高断熱複層ガラスを採用することで全ての窓品種においてJIS H-5等級（2.33W/㎡・K以下）の性能をクリアしています。
- 複層ガラスの空気層を一般的なものより広くすることとアルゴンガス充填により、熱貫流率をアップしました。それにより、より一層寒冷な環境、温暖な環境のどちらでもバランスの取れた性能をご提供できます。また、同時に結露も防ぎやすくなります。（一部の窓を除く）
  結露対策として、全窓（異型窓を除く）格子仕様には樹脂製格子を採用し、結露発生を軽減しています。
- 網の入っていない耐熱強化ガラスを採用する事で、すっきりと清々しいクリアな視界で窓の外のきれいな景色を眺めることができます。
  Montageは樹脂窓で初めて、耐熱強化ガラスを採用し大臣認定を取得しました。
アンダーセン社サッシ　ダブルハングTW24310遮音試験。
断熱材
- 天井に厚さ140㎜、外壁に厚さ90㎜の高性能グラスウール（16㎏/㎥）※１、床に60㎜のポリスチレンフォーム※２の断熱材を使用。
  - ※カタログ商品のグラスウールの断熱性能は、厚さと気密によります。
    高性能グラスウール16㎏/㎥は、一般のグラスウール24㎏/㎥相当の高い性能の断熱材です。
  - ※押出法ポリスチレンフォーム保温板3種。
- 熱がもっとも逃げやすい開口部には、高い断熱効果を持つ木製二重ガラス窓及び断熱気密ドアを採用。
  さらに建物全体を防湿気密シート（ペーパーバリア）ですっぽり覆うことにより、熱の損失を最小限に抑えます。
- 断熱等級6、南北海道基準（Ua値0.4）
優れた断熱性を発揮する外壁構造。

ペーパーバリア C値＝約0.5㎠/㎡
防腐・防蟻処理
- 基礎工事の段階から徹底した防腐・防蟻処理を実施。
  土台・床根太には、インサイジング加工と薬剤の加圧注入を施した構造材を使用しています。
- 外壁の防腐・防蟻処理の範囲は、「地面から1m以上」と定められた公庫基準の処理面積を約50％アップ。「1階床面から1ｍ」の範囲にまで処理を施しています。
- 防腐・防蟻剤には、非有機リン系の人体に安全な薬剤を使用しています。
土台のインサイジング加工と薬剤の加圧注入により
徹底した防腐・防蟻処理を実施。
全館空調システム
- 断熱気密性能が高いのでオープンプランニングとして優れた基本性能を最大限にひきだす全館空調システム。「計画換気システム」と「全館暖冷房」を合わせ持ったこのシステムは、365日家中の室内温度及び湿度を快適に保ち、理想的な室内環境を実現します。
熱交換型システム
- 熱交換型換気システムとは、換気をする時に外気の温度を室内の温度に近い状態に熱交換して空気を入れ替えるシステムです。近年、省エネ基準法の改正やZEH住宅の推進などの地球温暖化の対策として、エネルギーの削減と自然エネルギーの有効利用が建築分野でも取り入れられています。熱交換型換気システムは、省エネ対策として冷暖房負荷を軽減できる点でとても効率の良いシステムです。