耐震性能

本格的な北米式2×4工法を採用。
揺れや衝撃を和らげる6面体ボックス構造により、地震や台風などに抜群の強さを発揮します。構造合板は一般的な2×4工法に比べ1.2～1.3倍の厚さ（1階床28.5㎜/2階15㎜、屋根12.5㎜、壁9㎜）の合板を使用。構造材の密度を高めて、より強固な構造により住まいの耐震性をいちだんと高めます。

耐久性

6面体ボックス構造や厚い構造用合板の採用に加え、厚さ150㎜の土間コンクリートを打つベタ基礎を採用。またホールダウン金物の採用によりこの基礎と構造体との結合を高め、強固に建物を支えます。さらに建物の劣化を防ぐために、防腐・防蟻処理や建物・基礎への入念な湿気対策を組み合わせ、耐久性に優れた住まいを実現しています。

地盤調査・地盤補強工事

どんなに強固な構造の基礎であっても、その建物を支える地盤が軟弱では倒壊は免れません。平野部を国土のわずか1/4しか持たない日本では、埋め立て地、斜面を削った造成など不安定な地盤に家を建てるケースも多くなります。
われわれの施工エリアの神戸市、宝塚市、西宮市も斜面地が多く、L型擁壁、地下RC混構造など多く、スウェーデン調査・ボーリング調査のデータに基づいて基礎の補強や地盤補強工事を実施しています。

断熱性能

天井には140㎜、外壁に90㎜、床に60㎜もの厚さの断熱材を施工することにより、断熱等性能等級6を満たし、さらにI地域のQ値を標準仕様でクリア。また開口部には、結露の心配が少なく高い断熱効果を持つ樹脂製ガラス窓および断熱機密ドアを採用。室内温度を常に一定に保ち、快適な居住環境を実現します。

気密性

建物全体を防湿気密シート（ぺーパーバリア）で覆うとともに、断熱・気密効果の高い樹脂製ガラス窓を採用。また、実際の施工例では相当隙間面積（C値）が0.5と高い気密性を実現しています。これにより冷暖房の効率もアップし、優れた省エネ効果を発揮します。

第1種ダクトレス換気

花粉やホコリ、ダニの侵入を抑え、建物そのものの優れた気密性を活かしながら必要な量の給排気を計画的に行う24時間計画換気システムを標準装備。1年365日クリーンな空気の室内環境を実現しています。また、ホルマリン含有量がゼロに近い合板を使用するなど、室内汚染の原因となるホルムアルデヒド等の有害な化学物資の低減を進めています。

全館空調

オープンプランニングの快適な住み心地を極限まで引き出す全館空調システム。輸入住宅の魅力は優れた断熱・機密性能とそれを生かしたオープンプランニングの解放感と快適な住み心地。その基本性能を最大限にひきだすのが「全館空調システム」。「計画換気システム」と「全館冷暖房」の機能を合わせ持ったこのシステムは、室内に新鮮な空気を送り込むとともに、365日家中の室内温度及び湿度をほぼ一定かつ快適に保ち、理想的な室内環境を実現します。